”A Normal Life , Just Like Walking”

小説書いて、メルマガ出して、文学フリマで売る。そんな同人作家皆原旬のブログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

AQUOS R Compact を迎えた。自己中にスマホ史を綴る(Ⅱ)

2016年6月以来メインスマホを買い換えたので、また書きます。 (買い換え前の状況の説明ここから) 2016年6月〜nextbit robin nextbit社が合併で消滅したが、Android 7.0アップデート出来たので、 (購入時Android 6.0)特に不満も無く使っていました。 (買…

【既刊再掲】未恋たらたら【第三回】(終)

【既刊再掲】未恋たらたら【第三回】 「いらっしゃいませ」と招き入れてくれた瓦斯灯は長崎に有るのに東京みたいなきれいな言葉遣いするなあと良が思ってると、いっしょに来たかなえが、ジャケットを持ってきた。 「一応紳士の集う店ということにしてるから…

【既刊再掲】未恋たらたら【第二回】

【既刊再掲】未恋たらたら【第二回】 唐突で申し訳ないが、良は、素足フェチである。当人はクールにとらえているが、実際のところは、目線はあからさまに、素足を、白くて血色のいい女性の脚を求めている。 それもまっすぐで健康的なのが特に好きである。高…

ペンギン・ハイウエイ と 若おかみは小学生! を見た感想など

共にきれいなお姉さんが出てくることで一部でライバルと目されていた二つのアニメ映画を見たので感想や気付いた事などを 若おかみは小学生 妙に心情描写がリアル。分かち合うには不条理な感情をこの世でないものを介して共有させるのは感心した。 少年の活躍…

【既刊再掲】未恋たらたら【第一回】

【既刊再掲】未恋たらたら【第一回】 8月の盆やすみ、長崎駅前のかたおかで高志とおれは皿うどんをつっついていた。 「なあ、これからどこいく?どんなとこでもええで」 高志が偉そうな口調で探りをいれて来たので 「高志、稲佐山に登ったことあるか?」 「…

【既刊再掲】「プログラマ探偵(PG.D)」【第5回】(終)

「プログラマ探偵(PG.D)」【第5回】 Day2【後編】 木崎は少し迷ってから、携帯に入れてある香奈恵の写真を来来に見せた。携帯の木崎香奈恵(きざきかなえ)を見て来来は思わず 「ああっ、そんなことってあるんだ」 といってから、うろたえ、もだ…

【既刊再掲】「プログラマ探偵(PG.D)」【第4回】

「プログラマ探偵(PG.D)」【第4回】 Day2【前編】 男は、ボトルコーヒーをコップに注ぐと、帰宅直後に立ち上げておいたノートパソコンを開いて起動パスワードを打ち込んだ。起動完了までの間に、郵便物を整理するのが木崎燐光(きざきりんこう)…

【既刊再掲】「プログラマ探偵(PG.D)」【第3回】

「プログラマ探偵(PG.D)」【第3回】 Day1【後編】 来来が堂々巡りをしている頃、 解解は風呂場から部屋の様子をうかがっている。 風呂場に着替えを持ち込んでいないのに、 来来が居座っているからだ。 解解は迷っていた。 風呂上がりの裸で無防備…

【既刊再掲】「プログラマ探偵(PG.D)」【第2回】

「プログラマ探偵(PG.D)」【第2回】 Day1【中編】 「今日あったメールの誤送信てさ、なにげに放置したよね。で、同じ日に危ないメールの始末してたわけでしょ、なんかねえ陰謀のふいんきなわけ」 「ふんいき」 来来がつっこむのも意に介さず続け…

【既刊再掲】「プログラマ探偵(PG.D)」【第1回】

「プログラマ探偵(PG.D)」【第1回】 Day1【前編】 事務所の電話が鳴ったのは倫子がファンシーモンスターを切り伏せたと同時だった。 倫子(りんこ)は 「ちっ」 と思いながらも、一応仕事の時間なので電話をとる。 「はい、解解(げげ)です」 電…

新作と文学フリマ大阪出展のお知らせ

ほぼ定例化している文学フリマ向け作品として、「ゴーレムの名産地」完成しました。 前シリーズ執筆で真面目成分を枯渇しているので、かなりふざけた短編です。いちいち「高知の~」で調べるといちいちこねたがみつかるそんな作品です。 当面は、まぐまぐ!…

新刊出ます。(電子書籍・文学フリマ東京版)

電子書籍発行と文学フリマ東京出展のおしらせです。1、電子書籍発行のおしらせ 今月のメールマガジンで完結の 「graviner's (グラヴィナーズ)」を 電子書籍版で出します。 すでに購入可能となっております。 プラットホームはアマゾンKDPと、 Google Play…