”A Normal Life , Just Like Walking”

小説書いて、メルマガ出して、文学フリマで売る。そんな同人作家皆原旬のブログ

[]NHKたたきをたたいてるけど、だから何なのさ。

NHKの不祥事に乗じた不払い運動に対して異議を唱える記事を見て少し書きたいと思う。MSN-Mainichi INTERACTIVE カバーストーリー

まず、聴取料不払い運動は不毛である。
「払わずNHKを見る」のが自己矛盾しているからではない。
「高級ブランドの鞄を買いもしない客がけなす」
のは不毛だからである。
東京で見るNHKは実際のところ田舎臭いし、年寄りくさい。
聴取料を払う=NHKをを支持とすれば自民党バリに地方の高齢者向けに充実させているのではと思うのはは当然だろう。否、違うのである。ポリシーがないのである。ドラマのTBS、アニメのテレビ東京、野球の日本テレビ、何でもありのフジテレビ。主要民間テレビ放送局はさまざまな偏りをもっている。持つことで存在感を示してきた。NHKはどうか。報道に強いといわれているが、公共放送だからと無理矢理に企業名を伏せたり、かとおもえば私企業のサクセスストーリーを臆面もなく流したり。
無料で流すことで持つ影響力は侮れない。韓国ドラマ「冬のソナタ」は地上波放送で再ブレイクした。大ヒットといわれるドラマやアニメはすべて無料放送出身だ。けしてみすみすただ見されている訳ではない。無料がいいという客から金をとるのがコンテンツのプロでであろうに。嗜好と民度を混同して客を叱るとは何事ですかMAINICHIさん。
NHKに文句有るから見ないというなら、どんな放送やられても文句の言いようはないわな。聴取料は払って当然なので払っていても何もいう権利はないんだよね。公共放送はかくあるべきとでもいうしかないよね。だから「公共放送」だから何なのさ。