”A Normal Life , Just Like Walking”

小説書いて、メルマガ出して、文学フリマで売る。そんな同人作家皆原旬のブログ

上を向いて歩こう

請け負ったプログラムの開発が遅れて、
納期遅れがひと月を超える状況に至り、
担当を外され、
ついには派遣先から首を言い渡された。
(そして、来月からは別の会社へ派遣される事となった。)
お先真っ暗という感じで心が押しつぶされそうになったので、本屋に駆け込み、
今後の事を考えるためにこんな本を買った。

まだ読んでいる途中だが、
この本「ハッピイ・エンジニアリング 新しいシステム開発の処方箋」では日本におけるシステム開発にありがちな
「甘え」、「いい加減」さを否定するのではなく、
認める事から始めなければ、理論が上滑りしてしまうと訴えている。設計を含めた全てが丸投げで、丸投げした内容自体曖昧そのものというのは顧客の求めに受注側が迎合した結果であり、変えたいというのであれば顧客の姿勢から変えるしか無いという事だ。

単に使われるだけのプログラマからすれば、
考えつかない結論だが、多分それしか無いのだと思う。
上に対して働きかけれないし、働き変えるべきではないと考えていたから、仕様の不備や、設計の考慮漏れに対応できず、開発が遅れて首にされる結末を迎えたのだともわかった。

それにしても、
戦力にならない、どうでもいいレベルのメンバーって記述は俺の事だと思えてしょうがない。管理者向けの本だからそれはそうなのだろうが、胸に刺さった。

将来への展望はまだ開けないけど、
とりあえず視野を広く持てるように精進しよう。