”A Normal Life , Just Like Walking”

小説書いて、メルマガ出して、文学フリマで売る。そんな同人作家皆原旬のブログ

結婚至上主義宣言

29になってのクリスマス。一人でいる。
この3年ほど何もわからず何もできずにもがいてきた。仕事においても、恋愛・交友においても。
そして、クリスマスイブの昨日気づいた。

恋愛は無責任でしかなく。
結婚は責任に常にさらされる。

おれはどちらもできないモラトリアムな男だとやっと理解した。

とっかかりとなったのは転職活動である。
面接は早い話確かかどうかよりわかりやすい方が重要で、正確にと思えば思うほどわかりにくくなるのが言っててもわかるが、言ってしまうという誘惑に負けて言ってしまうことが多い。
恋愛と言うと思考停止がちだが、
恋愛上手は恋愛以外ではどんなだろうと考えると少しは頭が働く。
恋愛はいわば研究であり、意思があることが重要であり、他のことは考えない先手必勝な姿勢が恋愛なら、結婚はいわば生計たてることであり、守って当然、あればこそ他のことができる。既婚者の余裕は専守防衛故の余裕なのだろう。

できちゃった婚は恋愛を結婚へ転換している顕著な例だけど、恋愛でうまく行ったから大丈夫というのは、
身銭を切らない子供の買い物と、
身銭を切る大人の買い物に差はないというようなもので、結構不確かな根拠でなかろうか。
それでも結婚したならまあよしというところだろう。今後は責任を果たして行くのだろうから。
結婚に至らず、かつ恋愛関係が終わった場合、自らの意思でなったシングルマザーは恋愛感情ですべてを押し切った帰結まさに、江國香織の「神様のボート」さながらの恋愛至上主義に殉ずることになるのだろう。

もう少し具体的に言うと
恋愛するには飽きっぽく、
結婚するには甲斐性がどこにもない
人間性、生活力等)

それでも、どうしても、結婚したい、話の通じる身内が欲しいのだ。
具体的には、同世代で、年の差3年以内、頭が良くて、体型はスレンダーがいいな。深津絵里なんかいいな。
二人の関係は
「期待していいけど、お前にも期待しているよ」

いつかはしたい作家で生活したい人なので、自活力は必須。まあ、今の仕事を辞めるつもりはないけどね。