投資も消費だと考える理由
投資も消費だと考える理由は、
投資も消費だと言い切ることが株投資の本質だと感じた経験からである。
1999年頃一斉にネット証券が立ち上がってきたとき、私は社会人になって2年目だった。
100万は無理だが、50万ぐらいは無茶できる資金がたまっていて、親がNTTを買ったりしていたのを見ていたこともあり、株自体に抵抗はなかった。
ネット証券なら、手数料が安くなること、営業トークに煩わされることはないしと2000年初頭から株投資を始めた。
初めて買ったのは、
伊藤忠商事
大きな転換点となったのは
アサツーDKで大きな損が出たことだ。
購入時4100円 (2001年4月)
売逃した最高値5000円台 (2001年5月頃)
売却時2800円 (2003年2月頃)
ネットバブルも末期に購入した上に、
トレンドの終わりが読めずに売り損なう。
おまけにナンピンをしてさらに下げたあと泣く泣く売却した。
この損は35万円と大きく、高い勉強代となりました。
生活に別状はないものの、かなりショックでした。損切りがなかなか決断できなかった教訓から得たのは、
「いつの間にか
元を取れるものと考えて株をやっていたから、
損きりできずに大きな穴をあけたのだ。
もし、株をパソコンや車のように
何円で買ったから売値はいくらとは考えず
売り時をだけを考えていたなら
難なく損きりできただろう」
思い入れではものの値段は決まらないのは、
わかっちゃいるけど、つい願ってしまう、
それでも株をやるなら割り切りはどうしても必要だし、株式市場は現実そのものなのだから。
他にも理由があるのだが、それはまたの機会に。