文学フリマに行ってきた。
11月9日に秋葉原でやっていた文学フリマに行ってきた。
出展を目指す身として実際に行ってみての考慮すべき点を挙げておく。
何冊か買ってきたが、読めていないので、
おもしろかったらまた後でいうことで。
・会場が狭い。じっくり選べる状況でなかった。
次回から広くなる(大田区のPIO)とのことで状況は変わるだろうが、
出展者が300を超えるのでわかりやすさで勝負する用意はしておきたい。
・冊子が地味だと、目立たない。出来れば表紙はカラーイラストにしたい。
冊子のカラー化が難しいならカラーのブックカバーでも作ろうかしらん。
・純創作系はアピールが苦しそうだった。装丁が地味でもパロディや批評の方が取っつきやすい印象。
内容のアピールで何とかなるかどうか。考えてしまう。
・参加者の年齢は学生からおじいちゃんまで様々。
内輪での交流が盛んなのは結構だが、往来を遮ることが多く閉口した。
・価格別の冊子装丁状況(○は購入したもの、△は見かけたもの)
○100円…コピー本、A5版
○400円…カラーイラスト表紙、A5版
○600円…ビニールラミネートカラー表紙、A5版
△100円…コピー本、A6版
△1000円…ハードカバー、B5変形
△0円…フリーペーパーもちらほら。
△1500円…音楽CD
・冊子の出来はまちまち。ホチキス綴じもちらほらあったが、同人誌によく見られる装丁が標準。
値付けはほぼ原価のようだ。参考:http://www.inv.co.jp/~popls/
・値段の表示が控えめな出展が多かったが、これはいけない。要対応。
・客が東浩紀のゼロアカ(講談社の作家育成企画)目当てで来ているのだが、
動線が分離されていて、残念ながら客寄せになっていなかった。
デビューを賭けた同人誌のクオリティが、一般参加者を引き上げるにしろ、
色褪せさせるにしろ、結局は別物に見えた。(A5版 1冊500円でした)