”A Normal Life , Just Like Walking”

小説書いて、メルマガ出して、文学フリマで売る。そんな同人作家皆原旬のブログ

ダークナイトは暗黒の騎士

バットマンシリーズの)「ダークナイト」を見てきた。
ノーカントリー」といい、
アメリカの善悪の絶対が悪になったのかなと思ってみたり。
確かに、ヒース・レジャージョーカーは凄い。
自由すぎて誰もついて行けないのも納得というもの。

物語としては
ジョーカーに乗せられても踏みとどまった普通の人たちと、
オセロのように白から黒にひっくり返る正義の人が対照的に描かれ、
沈黙によって結果守られる繊細に描かれるバットマンが興味深かった。
映像自体はフレームを外す描写が多いので、
えぐい描写はこのたぐいの中では少なめに感じたが、
想像してしまうタイプにはイタイかも。

善悪の戦いというよりは
ルール内外(うちそと)での戦いという観点の物語に思う。