無知力を鍛えたい。
半年ぶりに同じ業務担当になった。
知っている ことが、
知っていた ことになっていた。
昔取った杵柄だろうと廻されたけど、
今やっている人からすれば昔の人でしかない。
結局、聞くしかないんだな、あれこれと。
「これは〜」が出る。
質問で経験が知れるのだと思った。
「どうすれば」で始まるようでは
経験者としてはさすがにまずい。
で、昔のカンペを探して読み直す。
で「今、これはどうやっている」
で今を知り、先に進む。
出来ることやって生きて行くサラリーマンなら、
知っているということを前面に出すのは
当たり前だが、その裏には、
知らないこと、知らずに済ませていることに
自覚的でいることを「無知力」と呼びたい。
知識が無いのではなく、無い知識を知っている
で、先に進んでいるところ。
「三歩進んで二歩下がる」
というところだ。