”A Normal Life , Just Like Walking”

小説書いて、メルマガ出して、文学フリマで売る。そんな同人作家皆原旬のブログ

結局、占ってしまった。

2004年に続き、2005年も転職活動をしたら、
クリスマス明けに
役員面接を受けた一社から内定が出た。
内定先は、クレジットカード関係のシステムインテグレータ。
まだ今年はここしか受けていないし、
考える時間も欲しいので、
他社を受けてから返答できないかと、
転職コンサルタントに、頼んでみたら、
年内に回答が欲しいということで、
非常に迷うことになった。

現社より規模も多少大きく、下請けではない。
年棒制で残業も多めだが、
スキル的に合っていて、
キャリア的には大きくプラス。
面接において社長さん、
人事さん、現場の人、どれも印象はよかった。
話があって(今思うとあわしてもらっていたのかも)、
質問もしやすい感じで、
話すと楽になる感じがあった。

だが、現在職場において快調なのだ。
地位的には下請けだが、
地味にだが仕事をちゃんとこなせているし、
職場の人間関係も良好だ(片思いの件は別)。

そもそも転職活動を始めたのは
当時、それまでいた下請け先で首を切られて、
他の下請け先に移ったが、
内心「飛ばされた」と感じ、
このままいても将来は芳しくないと
感じたのが発端だった。

その後、下請け先が変わるなど状況が変わっても
将来の不安に備えたいと思って、
断続的に活動して来た。
理由の一つではあったが、
動機として、キャリアを構築したいというのはなかったのだ。

それに、人生のテーマは現職とはべつにある。
書き続けることだ。
いまだままごとみたいな状況ではあるが、
書いている。作家と認められるべく。

今、目指している将来像は
「作家で社長で愛妻家」
作家として食べて行く傍らで
株のトレードや喫茶店とか
日銭が稼げる会社を経営する。
まあ、結婚はしないと「作家と社長」がうまく行かない気がしている。
ダメな男じゃ結婚がおぼつかない時代なので、
それなりに手を考えないと。

転職先は隣の芝生でよく見えるのは当たり前、
順調な現職を捨てるべきかは、見極めがたく、
結局、占ってしまった。

西洋12星座占い(ネット無料版)
 飛躍できる。
梅花心易占い(ネット無料版で爻はなし)
 山のごとく動くべきでない。
チベット占術(ネット版有料。黒門さんブランド)
 現状の仕事の価値を認めるべき。
 動くべきではない。

梅花心易占い、チベット占術の結果が一致し、
かつ腑に落ちる結果が出たので、

内定を辞退し、現職に残ると回答した。

結局その後のやり取りで、
回答期限を年内から
年初に回答ということになり、
とりあえず慰留みたいな状況になっている。

さんざん相談して回った結果か、
占いに感化されたか、
転職活動へのモチベーションが内定前後で
「転職活動まだまだこれからだ」から、
「転職活動をもう辞めようか」と思うほど
大きく違ってしまったのは意外なことだった。

遊びで受けたはずじゃなかったのにな。
俺もまだまだ覚悟が足りないなと感じる
年の瀬になった。