”A Normal Life , Just Like Walking”

小説書いて、メルマガ出して、文学フリマで売る。そんな同人作家皆原旬のブログ

転職したものかどうか

ここ数年転職したものかどうか思案中である。
私はいわゆる請負で社員を派遣するシステムインテグレーターの三次請けでPGをやっている。
ほぼCOBOL一筋で6年やってきた。
技術的に古い汎用機専科である。
社内での処遇は悪くはないが、一貫性に欠け、仕事でスキルを上げるには困難さを感じるようになってきていたことや、収入を増やすにも営業は社長頼みの状況では難しいあろうことは目に見えている。

今週、転職アドバイザーと面談をした。COBOL一筋のプログラマの転職は30以上だと厳しいから、30前に転職するべきという旨の話をされる。
話し合った結果としては
・スキルで売り込むのは困難
・やる気や仕事への姿勢を売り込むしか方法はない

これまで無為無策だったつけを感じているのだが、何もしなかった結果に対峙してみると、
・状況が変わって結果オーライになるかも
とか
・転職先で首になったらそれこそ無職になって大変
などと思うもので、
これは、投資、特に株式投資のときの
・また上がるかもしれない
と思う心理に近い。
もっとも、転職はすればするだけ忍耐力や信用に響く面が有るのは事実なので、そう単純ではない。

ここまでならまあありがちな展開なので、
飛躍を試みるべく少し視点を変えてみる。
自分をワインに置き換えてみるのである。

いいワインは
・いい環境で保管される
・頻繁には転売されないが、
 転売されて価値を高める
・古ければそれだけ当たり外れが有る
・相応の風格が有る
こんなところではないだろうか。

これは職業人にも当てはまるのではないでしょうか。
自分に関してはこと冷徹になれないのが人間の性ですが、ハズレにはなりたくないものです。

あと、転職アドバイザーの
弱気な相手に対して、決断を迫る
「それでもいいのですが」、
「どちらでも先はわかりませんが」、
という前置きは
かなり効果的説得話術であると感心した。

とりあえず転職を考えさせるのが、
転職アドバイザーで有ろうことを考えれば当然だが、
ひとを丸め込む技術がちょっと欲しくなった。
あの子を丸め込んで、、、、なんてね。

転職しようと思います。経過はそのうち報告します。